永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代橋のふもとでは、早咲きの桜が満開でした。ここ以外は1輪、2輪、ぽつぽつと…

『永代ブルーイング 工房&タップルーム』では、月に2回ほどワークショップを企画・開催しているそうです。

私は偶然Facebookで知って申し込んだのですが、今回は『ビールを飲みながら初めてのコーヒー焙煎』という、コーヒー消費量もかなり多く、クラウドファンディングで新しいドリッパーに手を出してしまう私にはなんとも嬉しい企画。

講師を務めるのは、昭島に2018年5月にオープン予定の『ISANA BREWING BREWERY & ROASTERY』(イサナブルーイング ブルワリー&ロースタリー)の千田さんです。

永代ブルーイング 工房&Tap Room詳細はこちら:永代ブルーイング 工房&Tap Room(Eitai Brewing ブルワリー&タップルーム)隅田川のほとりにある小さなビール工房@東京, 茅場町, 水天宮前, 八丁堀

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:会場はこちらのタップルーム

手作り感が楽しいコーヒー焙煎は、100円ショップの道具で

今回のワークショップは、自家焙煎を、しかも100円ショップの道具でやってしまおう!という美味しいコーヒーを飲みたい人が『手作り感』まで楽しめてしまう素晴らしいテーマです。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:粉ふるい、クリップ、コーヒー豆(50g×2袋)が配布されました。あとはアルミハクとコンロがあればOK!

ワークショップは講師の千田さんの紹介からスタート。高校生の時にコーヒーが好きになり、大学時代はスターバックスでバイトをし、一旦半導体がらみの難しそうな製造のお仕事についてからの、ブルワリー&ロースタリー開業…。『アンドビール』(Andbeer)でも思うんですが、マイクロブルワリー起こす人の行動力はすごいな…と。ただ、好き好き言って飲み歩いているだけの私となんたる差(笑)

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:ISANA BREWINGの千田さん。図は、コーヒーの枝の先につく、2つに別れない豆(ピーベリー)の説明

自家焙煎をするメリットは、安価で美味しいコーヒーを飲むことができ、かつ自分の好きなようにローストできるということだそうです。道具は色々あるのでモノによっては値段が高く、また豆の入手先などに困ったりと高いハードルがありますが、さて、どうなるのでしょうか。

焙煎は科学!基本を覚えて自分の好みの焙煎方法を研究しよう

自家焙煎の最後にして最大のハードルは、基本的な知識が無いと上手くできないということ。千田さん曰く『焙煎は科学』

豆を火に当てていると水分が飛び一旦ゴム状に柔らかくなるのですが、しばらくするとまたそれがガラス状に固くなるそうです。そしてその変化中にパチパチっと弾ける『ハゼ』の音を聞いて焙煎度合いを判断するという…職人的な修練された感覚も必要そう。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:まずは『欠点豆』を除きます

今回使用した豆は『ブラジルNo.2』(通称:サントス)で、中深煎りから深煎りを目指します。まず最初に行ったのは、『欠点豆』の除去。虫食いで小さな穴が出来たもの、傷んで黒くなったもの、緑色のカビがあるもの(これはかなり少ない)を自分の目で見て取り除きます。

次に千田さんの実演焙煎。だんだんと香ばしい香りがしてきて参加者のわくわく感も高まります。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:ハゼの音を2回聞いたあと、湯気が出てきて完成

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:千田さんの焙煎した豆で、煎り具合と色を確認

質疑応答のあと、各自が体験します。とにかくずっとゆすっているので「下手な手動の焙煎機を買うよりふるいが軽くて良いのではないかな?」なんて考えながらシャカシャカシャカ…。

最初のハゼが10分ほどで、次のハゼがその後5分ほどで来たら終わりとのことだったのですが、人によってはハゼが大分早かったりとまちまちです。火の強さと火からの距離で大分違いがでてしまっているようです。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:みんな真剣!でも楽しく。タップルームは小さいので、10人で満員

私と言えば、意外にハゼは時間通り(1回目11分程度、2回目その後5分程度)だったのですが、終わらせてよく見てみたらちょっと煎りが浅いような気が…。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:あんなに一生懸命振ったのに、ムラが!そして、ちょっと浅め?!

煎り終わったら熱いうちに(これまた100円ショップにある)園芸用の粗目のふるいでふるって、冷ましながら皮を落とします。(冷ますのも大事!)

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:園芸用の小さなふるいは穴が大きめ

焙煎直後に飲むのはNGということなので、自分で焙煎した分は家に持ち帰り最低2日は置いておきます。きちんと保存(酸素・光・湿気・熱をシャットアウト!)したものなら1か月は美味しく飲めるそうです。

また、再度焙煎することも可能とのこと。1杯飲んでみて浅いなと思ったら、また同じ要領で火を通して焙煎度合いを進めてまた楽しむ…好みの煎り具合を楽しみながら探せるなんて、いいですね!

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:しっかりと冷ましてから持ち帰り用の袋に

茶色い皮が剥がれたりするので、焙煎前のコーヒー豆100gが、約85gになります。だいたい1杯が10g、焙煎前の豆はもちろん差はありますが1kg 1,000円ぐらいのもので美味しくいただけるそうなので、確かに経済的…まずは何度もやって自分の好みの焙煎ができるようにならなくては!

コーヒー自家焙煎の道具やあれこれ(備忘録)

今回は100円ショップの道具で実践しましたが、焙煎機も手動の安価なものもあるそうです。千田さんから教えていただいた道具類をメモしてみました。

焙煎

安く楽しめる手動の焙煎器。素材による味の違いはほとんど無いそうなので、後は値段とか重さで選ぶといいかも。

工房アイザワ ごま炒り 角 (フタ付) 1111
価格 3,078円 (2018/3/19時点)
ごまや銀杏用に販売している道具ですが、ふたも付いているの良さそうです。コーヒーの焙煎器よりも軽いのが良いかも。(120g)
新越ワークス ステンレス共柄 ワンタッチゴマ煎り 大BGM01001
価格 1,447円 (2018/3/19時点)
同じくごま用。ちょっと大きめ(250g)ですが、カタチ自体は今回の「粉ふるい+アルミハク+クリップ」に一番近いです。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

遠赤外線 焙煎器 いるいる
価格:2980円(税込、送料別) (2018/3/19時点)
千田さんのおススメ。可愛い名前の手動焙煎器。ちょっと、民芸品みたいで可愛い(笑)中が見えにくいのがちょっと初心者には不安でしょうか
発明工房 コーヒー豆焙煎器・煎り上手
価格 5,616円 (2018/3/19時点)
こちらも千田さんのおススメ。可愛さは足りないですが、科学感が増すかも(笑)
サンプルロースター 手動式 【品番】FLC0301
価格 39,322円 (2018/3/19時点)
こちらも千田さんのおススメ。一気に高くなりましたがそれでも手動式(笑)ハンドルが付いているのでムラが減らせそうです。

コーヒーミル

「手動で面倒になるぐらいなら、電動でいいと思います。」ということで…。業務用なら熱を持たないほうが良いなど色々あるそうですが、自宅用ならさほど差はないそうです。

ポーレックス コーヒーミル
価格 6,264円 (2018/3/19時点)
千田さんの手動のおススメは『ポーレックス』

電動のおススメ、メモ部分が水没したためわからず…と泣いていたら、ブログを読んだ千田さんが教えてくださいました。

Kalita セラミックミル コーヒーミル C-90 ブラック
価格 6,617円 (2018/3/19時点)
電動ミルもこのぐらい出せば、多機能ですね。私の持っているのは超お安いやつなので、次はこれにしてみます。アイボリーもあります。

その他お話に出てきたコト、もの

焙煎の具合が浅いと、香りで「まだ生っぽい」などわかるようですので、まずはそこを目指さないとだめですね~。今回焙煎した豆は、次の祝日には楽しめるので早速飲んでみて、残りの50gもチャレンジしてみようと思います。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:生っぽさの無い豆のサンプルを食べてみました。コーヒークランチっぽくて、美味しくいただける!

焙煎体験のあとは、プロが淹れてくれた美味しいコーヒーとクラフトビール

さて、焙煎し終わった人からクラフトビール(1杯はワークショップ費に込み)を楽しみつつ全員が焙煎し終わるのを待ちます。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:まだみなさん黙々と作業する中…お先にいただいます!

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:本日のビール。ヴァイツェンの卯の花が途中で打ちぬかれ、味見に泡部分をいただいた

1杯めはアメリカンペールエールの『鬱金』(うこん)をいただきました。色がきれいですね~、まさに鬱金色。アメリカンペールエールにしては苦味強めでしょうか。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:色も美しい、鬱金(うこん)

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:最後に千田さんが入れてくださった美味しいコーヒーを!

全員の焙煎が終わったら、千田さんが用意してくださった美味しいコーヒーと、タップルームの店長さんが用意してくださった美味しいお菓子も味わいます。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:あら不思議。ビールが一緒でも違和感がない

「雑味が無い」ってこういうことを言うんですよね、きっと。とても美味しい!長いこと疑問だった、コーヒードリッパーとドリップペーパーのことなども伺ってみました。そもそも、ドリッパーへのお湯の注ぎ方を間違えていたことが判明…。

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:2.5杯め(ここからキャッシュオン)のSIPAの紅鳶(べにとび)。甘みのある苦味少なめIPA

ISANA BREWING BREWERY & ROASTERY(イサナブルーイング ブルワリー&ロースタリー)のオリジナルビールは今夏予定!

今回講師として大変お世話になった千田さんが2018年5月(予定)に昭島にオープンするのが、『ISANA BREWING』(イサナブルーイング)です。ローストからこだわったコーヒーとオリジナルのクラフトビールが飲めるちょっと贅沢なBREWERY & ROASTERY(ブルワリー&ロースタリー)。

クラフトビールの醸造開始は2018年7月頃になりそうとのことなので、それまでは国内を中心としたクラフトビール8タップが楽しめます。

自家醸造も暑い内に楽しむことができそうですね!

昭島市(〒196-0015 東京都昭島市 昭和町 2丁目7番15号)なのでちょっと遠いいですが、是非、コーヒーとクラフトビールを楽しむためにお邪魔したいと思っています!

東京都昭島市 昭和町 2丁目7番15号

こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください

後日、クラフトビール醸造のワークショップにも参加してきました:【ワークショップ】永代ブルーイング 工房、Tap Room & おかずバル:クラフトビールの醸造を体験する@東京, 茅場町, 水天宮前, 八丁堀

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:

永代ブルーイング 工房&Tap Room[『ビールを飲みながらはじめてのコーヒー焙煎』ワークショップ:ワークショップ解散後に私はランチもいただきました。ビールは『マイスターズ』。不思議なんですけれど、ちょっとバターっぽい味がします

永代ブルーイング 工房&Tap Room(Eitai Brewing ブルワリー&タップルーム)の私的評価

おひとりさま度
★★★★★マネージャー・ビールマスターとのおしゃべりが楽しい!
カウンターの居心地
★★★☆☆荷物がもうちょっと置きやすいと嬉しい
ビールの種類
★☆☆☆☆とはいえ、バリエーション豊富で楽しいです
お料理
★★☆☆☆ちょっとしたおつまみがあります
Fish&Chips
☆☆☆☆☆
リピーター度
★★★★★ワークショップ、楽しく為になりました!

永代ブルーイング 工房&Tap Room(Eitai Brewing ブルワリー&タップルーム)の情報

公式サイト
永代ブルーイング 工房&Tap Room
タップ数
6タップ
本日のビール
Facebookでチェック!
ハッピーアワー
無し
ひるビ(昼飲み)
土日は11時半から(ワークショップがあるときは14時から) イベントなどで変則的なので要確認
晩酌セット
無し
テイスティングセット
無し
カウンター
5席/全9席
電源(コンセント)
無し
ライティング
適度に明るめ
チャージ/御通し
無し
禁煙/喫煙
禁煙
住所
東京中央区新川1丁目20-6 1階
東京中央区新川1丁目20-6

こちらの情報は記事作成/更新時点のものです。休日・営業時間・その他、公式サイトで確認をしてからお出かけください

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